お知らせ
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フルミストのご予約が初回入荷分に達してしまったため、10月分のWEB予約を締め切らせていただきました。
10月分の注射はまだ余裕があります。10月中に注射での接種を希望される方は、空いているのが残り平日午前の枠のみとなりますが、お電話または受付でご予約ください。
11月以降の枠はフルミスト、注射ともにWEB予約が可能です。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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乳幼児健診・定期予防接種のWEB予約を開始いたしました。11月2日 (月) 以降の枠からご予約いただけます。
これまで通り、お電話や受付でのご予約も可能です。よろしくお願いいたします。
前回のコラムで「プロバイオティクス」について少し触れましたが、実際にどのようなものなのか、どのように摂取したらよいのか、イメージがつかない方もいらっしゃったかと思います。
そこで、今回は、プロバイオティクスとは何か、また、毎日の食事にどのように取り入れたらよいのかについてご説明します。

プロバイオティクスとは?
プロバイオティクスとは、「十分な量を摂取したときに、ヒトの健康に有益な作用をもたらす生きた微生物」と定義されています。
代表的なものに、乳酸菌やビフィズス菌などがあります。
プロバイオティクスを含む食品としては、ヨーグルトやチーズなどの発酵乳製品のほか、納豆、味噌、キムチ、ぬか漬けなどの発酵食品があります。
プレバイオティクスとは?
プロバイオティクスと似た言葉に、「プレバイオティクス」があります。
プレバイオティクスとは、「消化・吸収されずに大腸まで届き、腸内にいる有益な細菌のエサとなって、その増殖や働きを助ける食品成分」のことです。
代表的なものに、オリゴ糖や食物繊維があります。
これらは腸内細菌によって利用され、短鎖脂肪酸などの物質が作られます。短鎖脂肪酸は、腸内環境の維持に重要な役割を果たしています。
オリゴ糖は、大豆、たまねぎ、ごぼう、バナナなどに含まれています。
また、食物繊維は、野菜、果物、豆類、きのこ、海藻、全粒穀物などに多く含まれています。身近な食品では、野菜ならごぼう、ブロッコリー、カボチャなど、果物ならりんご、バナナ、キウイなどが挙げられます。
プロバイオティクス+プレバイオティクス=シンバイオティクス
プロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせて摂取することを、「シンバイオティクス」といいます。
つまり、
プロバイオティクス=有益な菌そのもの
プレバイオティクス=有益な菌のエサとなって腸内環境を整える
を一緒に摂取することで、プロバイオティクスの持つ有益な働きが高まると考えられています。
シンバイオティクスについては、ヤクルトが公開している解説動画が視覚的に分かりやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
【ヤクルト公式】「アニメーションでシンバイオティクスを解説」
例えば、ヨーグルトにバナナを添える、ヨーグルトと果物を一緒に食べる、味噌汁にたまねぎなどの野菜を入れるなど、プロバイオティクスを含む食品と、プレバイオティクスとなる食品を組み合わせることで、シンバイオティクスとして摂取することになります。
普段の食事の中で、発酵食品や食物繊維の多い食品をバランスよく取り入れることを意識してみましょう。

プロバイオティクスは毎日摂取することが大切
腸内細菌叢 (そう) は、生まれてから母乳や離乳食の影響を受けながら発達し、3歳〜5歳には成人の腸内細菌叢に近い状態へ成熟していくことが知られています。
一方、プロバイオティクスとして摂取した菌は、腸内に長期間「住みつく」ことはできません。摂取したプロバイオティクスは、腸内を通過する間に腸内細菌と相互作用して、腸内環境や腸の働きに影響を与えると考えられています。
そのため、プロバイオティクスは一度摂取したからといって効果がずっと続くわけではなく、継続して摂取することが大切です!
毎日の食事の中で、ヨーグルトなどの発酵食品や、野菜・果物・豆類などの食物繊維を含む食品を取り入れてみましょう。
腸には多くの免疫細胞が存在しており、腸内環境を良好に保つことは、腸の健康だけでなく、免疫機能の維持にも重要と考えられています。
健康維持のためにも、腸内環境を意識した食品選びをぜひ心がけてみてくださいね!
プロバイオティクスについてもっと詳しく知りたい方は、ヤクルトの解説が参考になります。興味のある方はご覧ください。
9月1日 (火) 8:00より、インフルエンザワクチンのWeb予約を開始いたします。
昨年まではお電話で予約をしていただいておりましたが、今年からWEB予約とさせていただきます。
Since our online reservation system is in Japanese, please make your reservation at our reception desk if you have difficulty booking online.
予約は前日の17:00まで、キャンセルは前日の8:00まで可能です。それ以降のキャンセルは、お電話でお願いいたします。
13歳未満のお子さまで注射での接種の場合は、1回目の接種を予約した後、1回目の接種から3〜5週間あけて2回目の接種も一緒に予約してください。
1枠 (15分) に2名まで予約ができます。
ご家族一緒に接種を希望される場合は、それぞれのお名前でご予約をお取りください。ご家族で同じ時間に予約が取れなかった場合は、早い方の予約時間に合わせて一緒にご来院ください。
インフルエンザワクチンの接種と一緒に他の定期ワクチンの接種を希望される場合には、インフルエンザワクチンの予約をされた後に、お電話で定期ワクチンの予約をしてください。
接種期間
2026年10月1日 (木) 〜 2026年12月26日 (土)
接種時間
平日 9:00〜11:15, 15:00〜16:30 (第1木曜 9:00〜10:30)
土曜 9:00〜11:15, 14:00〜16:30
接種費用
● フルミスト (経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)
8,000円 (税込) / 1回
対象年齢:2歳〜高校3年生
鼻に噴霧するタイプのワクチンで、1シーズン1回の接種です。
● 不活化インフルエンザワクチン (注射)
4,000円 (税込) / 1回
対象年齢:生後6か月以上
13歳未満は2回接種、13歳以上は1回接種です。
市町村からの助成について
インフルエンザワクチンの助成内容は市町村によって異なります。
詳しくは、お住まいの市町村のホームページなどをご確認ください。
つくば市の場合、以下が助成の対象となり、2,000円の助成があります。
・フルミスト:1回
・不活化インフルエンザワクチン (注射):1回目
※助成の対象年齢や期間など、詳細についてはつくば市のホームページをご確認ください。
R6~つくば市小児インフルエンザ予防接種予診票 (English)
※接種当日は、体温、予診票をあらかじめ記入してお持ちください。
※成人用インフルエンザ予防接種予診票はこちら
お子さまの排便について、数日排便がなければ「便秘かな?」と気づきやすいと思います。
一方で、毎日排便があっても...
・便が硬くてコロコロしている
・排便時に痛がって泣く
・トイレの時間が長い
・いきんで排便している
・便は出ているけど、量が少ない
・便が漏れてしまう
このような場合も、便秘症の可能性があります。
「毎日出ているから便秘ではない」と思われるかもしれませんが、実際には、小さな硬い便が少しずつ出て、お腹の中に多くの便が残っていることもあります。
今回は、子どもの便秘症についてご説明します。

多くは「機能性便秘」です
小児の慢性便秘症の多くは、腸そのものに明らかな病気がない「機能性便秘」です。
排便を我慢することが、便秘の悪循環につながるとされています。
便が硬い
↓
排便すると痛い
↓
痛いので排便を我慢する
↓
貯留した便が直腸を拡張させる
↓
便意が鈍くなる
↓
便秘が慢性化する
このような悪循環が続くと、次第に便意を感じにくくなり、便が漏れてしまうこともあります。
一方、頻度は高くありませんが、腸の神経の異常 (ヒルシュスプルング病など)、脊髄・神経の異常 (二分脊椎・脊髄髄膜瘤など)、肛門や直腸の形態異常 (直腸肛門奇形など) といった器質的疾患が隠れていることもあります。
そのため、便秘の経過や症状を詳しく確認し、必要に応じてこれらの病気を見逃さないことが重要です。
便秘なのに「便が漏れる」?
しばらく便が出ないと思ったら、ある時から下着に便がついたり、便が漏れるようになったりすることがあります。
これは、重度の便秘によって直腸に大量の便が詰まっていると、その隙間を通って軟らかい便や液状の便が漏れ出すことがあり、Overflow incontinence (溢流性便失禁:いつりゅうせいべんしっきん) と呼ばれています。「便が漏れているから下痢なのかな?」と思われるかもしれませんが、実は便秘が原因で起こっています。
このような場合には、まず直腸にたまった便を取り除くことが必要になります。
便秘の治療 〜痛くない排便を目指しましょう〜
「便秘薬を飲み続けると、薬がないと排便できなくなるのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、子どもの便秘症では、年齢や症状に応じて適切な薬を使用し、痛みのない、スムーズな排便を習慣にすることが大切です。
そのために、便の状態や年齢などに応じて、「浸透圧性下剤」や「刺激性下剤」などを使い分けます。
浸透圧性下剤:腸管内に水分を保持することで便を軟らかくして、排便を促します。
・ポリエチレングリコール (PEG) 製剤:モビコール®️
・酸化マグネシウム製剤
・ラクツロース (糖類下剤):モニラック®️
刺激性下剤:腸の動きを促したり、排便反射を刺激したりして、排便を促します。
・ピコスルファートナトリウム:ラキソベロン内溶液®️
・ピサコジル坐薬:テレミンソフト®️
排便機能が確立してくるのは4歳頃とされています。便が出るようになったからといってすぐに薬を減らすのではなく、硬すぎず軟らかすぎない便を、痛みなく、スムーズに排便できる状態を維持することが大切です。
院長より一言
「便秘かも?」と思うような症状がありましたら、お気軽にご相談ください。薬をうまく使いながら、「痛くない排便」を一緒に目指しましょう!

おまけ:腸内細菌と便秘の関係
腸管には多くの腸内細菌が存在し、腸の働きや免疫などに関わっています。
腸内細菌叢 (そう) と疾患の関わりについては、現在もさまざまな研究が行われており、近年、腸内細菌と便秘の関係についても研究が進んでいます。
私自身も、これまで腸内細菌と腸管免疫に興味を持ち、以下のような腸内細菌に関する研究も行ってきました。
食事と小腸の腸管免疫
タイトル:Diet-dependent, microbiota-independent regulation of IL-10-producing lamina propria macrophages in the small intestine (Scientific Reports 2016)
要約:小腸と大腸の腸内環境の違いに着目し、大腸に比べて腸内細菌の数や多様性が少ない小腸においては、腸内細菌よりも食事 (特にアミノ酸) の刺激が、小腸のIL-10 (炎症を抑制するサイトカイン) を産生するマクロファージの制御に関わっていることを示しました。
胆道閉鎖症手術後の腸内細菌叢
タイトル:Postoperative gut dysbiosis in biliary atresia patients treated by portoenterostomy or liver transplantation (Pediatric Surgery International 2025)
要約:胆道閉鎖症の術後患者さんを対象とした研究で、自己肝で生存されている方、肝移植を行って生存されている方のいずれにおいても、腸内細菌叢の乱れ (dysbiosis) を認めました。肝移植後は、血液検査で肝酵素が正常値になるにも関わらず、腸内細菌叢は正常化しないことは興味深い結果でした。
これらの研究を通して、腸内細菌の持つ様々な働きや、腸内環境を整えることの重要性を学びました。
腸内環境を整えることで便秘が改善する可能性、さらには便秘が改善することで腸内環境が改善し、その他の疾患の予防につながる可能性も考えられます。
例えば、プロバイオティクス (十分な量を摂取した時に、有益な作用をもたらす生きた微生物:乳酸菌やビフィズス菌など) については、子どもの便秘症に有効性を示す十分なエビデンスはありませんが、一部の研究では有効性が示唆されています。診療ガイドラインでは、現時点では「提案」という位置づけになっています。
今後さらに研究が進むことが期待されています。
参考文献:小児慢性機能性便秘症診療ガイドライン 2025年版, 診断と治療社
赤ちゃんが何度も吐いてしまうと、とても心配になりますよね。
「ミルクを飲むたびに吐いてしまう」
「噴水のように勢いよく吐く」
「何か病気ではないの?」
と不安になって受診される方は少なくありません。
多くは心配のいらない生理的な吐き戻しですが、中には早めの診察が必要な病気が隠れていることもあります。
今回は、赤ちゃんの嘔吐についてご説明します。

赤ちゃんはなぜ吐きやすいの?
赤ちゃんは胃の形が大人と異なり、胃が横向き(横胃)で、胃と食道の境目の働きもまだ未熟です。そのため、ミルクが食道へ逆流しやすく、吐き戻しが起こります。
また、お腹の容量も小さいため、便秘や空気をたくさん飲み込むこと(呑気症)などで腸にガスがたまると、胃が押し上げられ、さらに吐きやすくなることがあります。
機嫌が良く、普段どおりミルクを飲み、体重も順調に増えている場合は、多くが心配のない生理的な吐き戻しです。
一方で、嘔吐を繰り返す場合や全身状態が悪い場合には、重大な病気が原因となっていることもあるため注意が必要です。
こんな時は様子を見ても大丈夫
次のような場合は、慌てる必要はありません。
• 授乳後に少量のミルクを吐く
• 吐いたあとも機嫌が良く、普段どおり飲める
• 活気がある
授乳後はしばらく縦抱きにすると吐き戻しが減ることがあります。また、少し時間が経ってから右側を下にして抱っこすると、胃から十二指腸へミルクが流れやすくなり、吐き戻しが軽減することがあります。
ご家庭でできること
吐いた直後は無理に飲ませず、30分ほど様子を見ましょう。
その後は少量ずつこまめにミルクや水分を与えることが大切です。
一度にたくさん飲ませると再び吐いてしまうことがあるため、少しずつ様子を見ながら進めてください。
早めに受診したほうがよいサイン
次のような症状がある場合は、医療機関を受診してください。
• 何度も繰り返し吐く
• 噴水のように勢いよく吐く
• 元気がない、ぐったりしている
• おしっこの回数が減っている
• お腹が張っている
生後2~8週頃に噴水状の嘔吐を繰り返す場合は、肥厚性幽門狭窄症 (ひこうせいゆうもんきょうさくしょう) の可能性があり、早めの受診が必要です。
また、機嫌が悪くなったり良くなったりを繰り返す(間欠的な腹痛)場合は、腸重積症 (ちょうじゅうせきしょう) を疑います。さらに、粘血便(いちごジャムのような便)がみられる場合は、腸重積症の可能性が高く、速やかな受診が必要です。
すぐに受診(救急受診)したほうがよい症状
次のような場合は、時間外であっても速やかに医療機関を受診してください。
• 緑色(胆汁性)の嘔吐
• ぐったりして反応が悪い
• お腹が張って硬い
緑色(胆汁性)の嘔吐は、腸閉塞や腸回転異常症に伴う中腸軸捻転 (ちゅうちょうじくねんてん) など、緊急手術が必要な病気のサインである可能性があります。
吐物が緑色になるのは、腸閉塞によって十二指腸の胆汁が胃内へ逆流するためです。
緑色(胆汁性)の嘔吐は明らかな異常です。様子を見ずに、速やかに医療機関を受診してください。
嘔吐の主な原因
• 生理的な吐き戻し
• 胃腸炎
• 便秘
• 胃食道逆流症
• 肥厚性幽門狭窄症
• 腸重積症
院長より一言
赤ちゃんは吐きやすい時期があるため、多くは心配のない吐き戻しです。しかし、「緑色(胆汁性)の嘔吐」や「繰り返す噴水状の嘔吐」は、緊急手術が必要な病気が隠れていることがあります。
「受診した方がいいかな?」と迷われた際は、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。当院では、小児科・小児外科の両方の視点から、お子さまの状態を丁寧に診察いたします。
受診の際は、「いつから吐いているか」「吐いた回数」「吐いたもの(ミルク・胃液・緑色など)」「発熱や下痢の有無」「おしっこの回数」などを教えていただくと、診断の参考になります。
毎週火曜日14:00~16:30に、栄養士による栄養相談を行っています。離乳食や偏食、食物アレルギーなど、お子さまのお食事についてお気軽にご相談ください♪

木曜日は通常休診ですが、毎月第1週の木曜日のみ11:00まで診療を行っています。
この度、クリニックのホームページをリニューアルいたしました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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